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シャトータイヤック

シャトー・タイヤックは、ジロンド川の右岸に位置するコート・ド・ブール地区を代表するトップシャトーです。約30ヘクタールの畑はすべて真南に面し、年間を通して太陽の恵みを浴びています。石灰粘土質の土壌は手入れが大変な分、ミネラルを豊富に含んだ糖度の高いブドウが育つ理想的な環境になっており、上質なワインを生み出す条件を十分満たしています。

 
地図

1356年より存在するこのシャトーは英仏100年戦争の只中、「プランス・ノワール」(黒王子)ことイギリス国王エドワード3世長男ウェールズ公が、この地区を併合した際に建立されました。その後幾度かの変遷を経て、1959年に現オーナーのサトゥルニ夫妻がシャトーを購入。20年あまり整備されていなかったブドウ畑を、植樹の状態から1本ずつ手入れする中、アニック夫人が茎の赤いメルロ種を発見しました。これはこの地区に生育する「メルロ・ア・キュ・ルージュ」という品種で、通常のメルロ種よりも果皮が厚いのが特徴です。

 
貯蔵庫

「メルロ・ア・キュ・ルージュ」は果皮が厚いためワインの色調が濃く、果皮に含まれる旨み成分のタンニンやグリセロールが豊富なので、芳醇で果実味が凝縮した深い味わいのワインが出来上がります。現在ブドウ栽培は長男のフィリップ氏が担当。1本ごとの照射時間、畑の傾きに始まり、古い順で樹齢50年以上に達しているブドウの活力を見極め、手入れから収穫まで全て手作業で行っています。次男のルイック氏は醸造の研究に勤しみ、伝統的製法と近代的設備を融合させ、より良質なワイン造りに没頭しています。家族経営のアットホームなシャトーから生まれるワインは、どこか温かみを感じさせてくれます。

 
ファミリー

特別に作柄が良かった年だけにつくる「キュヴェ・プレスティージュ」は、メルロ・ア・キュ・ルージュ20%と、樹齢25〜50年のカベルネソーヴィニョンを主体とするブドウを長期発酵後、リムザン産とアリエ産オークの新樽で18ヶ月熟成します。非常に濃密な深紅色が印象的で、8〜20年熟成が飲み頃です。「キュヴェ・ルビー」は10〜18年のメルロを90%以上使って4〜5年の古樽で熟成させ、凝縮感ある果実味のひろがりを楽しめる銘柄です。「キュヴェ・レゼルヴ」はカベルネ・ソーヴィニョンとメルロを50%ずつ使用し、樽熟成を1〜2年させます。ルビーがかった深いガーネット色で、2品種のブドウの特徴とバランスを楽しめます。「レ・テラス」は、メルロ・ア・キュ・ルージュを90%、カベルネ・ソーヴィニョンを使用。若々しいタンニンでありながら十分に熟成した肉厚な果実味があり、バランスも良く口当たりもなめらかです。メルロが特別に高いレベルの年にだけ生産されます。

 
農園
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